フードカーに乗り、県内各地で「秋田ガパオライス」を販売しているのは、Cheke Rice(チェケライス)として活動している菊地貴郁さん(以前はKitchen★TAKANorthの名前で活動)。
2020年3月から県北を中心に各施設のキッチンを借りる形でガパオライスを提供していましたが、2021年1月に念願のフードカーが完成!現在は主に秋田県北・県央に出没しているので、車体をみたことがある人も多いはず!イベント出店の時もあれば、お店の駐車場で単発で販売しているときもありますよ。
大きなロゴとイラストが目立つキッチンカー(写真:菊地さん提供)
お米は「あきたこまち」と「白神五穀」を「白神山水」で炊き上げ、目玉焼きには「北秋田市の松岡養鶏場」こだわりの卵を使用し、鶏挽肉は「北秋田市の肉のまつお」、ホーリーバジルは「北秋田市のふかさわファーム」、秋田のナンプラー「しょっつる」を使って味付けetc……。
使用する肉・野菜、パクチーに至るまで、地元産・県産を積極的に取り入れているのがCheke Riceの大きな特徴。野菜の仕入れは出店直前に行うので、添えられる副菜の内容は毎回お楽しみ。
フードカーの受け渡しの窓口に、使用している県産食材が一覧表になって掲示されていますので、そちらもご注目!「地元にこんな農家さんがいるんだ!」と新しい発見があるかもしれません。
冬が旬の鰰(ハタハタ)を使った魚醤「しょっつる」は秋田県人には馴染み深いもの。なんとなく汁物に使うイメージが強いのですが、菊地さんの手にかかれば食べやすいガパオライスのソースへと変貌を遂げます。
色鮮やかで写真映えもしますね!
ガパオライスの味は、お肉の挽き方を変えたり、ソースの濃さを変えたりと、マイナーチェンジを繰り返しているそうです。
現在は「秋田ガパオライス」が中心ですが、イベントごとに限定メニューや飲み物が登場することもあります。
菊地さんは、見た目はイケイケお兄さんですが、話してみるととても低姿勢な方です。更に深い話をしていくと、その強い地元愛にきっと驚くはず。実現したいこともまだまだたくさんあるとのこと!
2021年春から2023年1月までは、月に1回のペースで、大館市大町商店街にあるMARUWWAニコメ内「わわわde子育てカフェ」で販売をしていました(私は周知ポスター作成に携わらせていただきました^^)。用意した分が予約分で終了するほど盛況な月も!
今後はMARUWWAニコメでの月1販売は無くなりますが、2023年も精力的にフードカーで各地に出店してくれると思いますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
2022年11月に北秋田市にある「北欧の杜公園」で開催した「寒さ吹き飛ぶ!ツナグ市」出店時の様子。向かって左が菊地さんのフードカー。
見た目も華やかで、一皿で秋田を堪能出来る秋田ガパオライス。見かけた際はぜひご賞味あれ。
※内容は2023年1月時点での情報です。